貯蓄とは?
失恋82日目
老後のため、住宅購入や教育費のため、趣味のため…目的は人によって様々ですが、ライフイベントに備えてお金を貯めようとお考えになったことはありますよね?
そんなときよく聞くのが、貯蓄・貯金・預金といった言葉です。この言葉の違いについて、なんとなくはわかるけどはっきりとは説明できない方も多いのではないでしょうか。今回は、お金を貯めようと思ったときに出会う、「貯蓄」や「貯金」の違いと「貯蓄」にどういう方法があるのかをまとめてご紹介します。
貯蓄とは?その意味を解説!
ずは「貯蓄」についてです。貯蓄とは、貯めることができる金融資産となるもの全てを含みます。例えば、金融機関に預けている預金や貯金というお金の他、将来お金が戻ってくる可能性がある貯蓄性のある生命保険や株式・債券・投資信託といった金融商品、会社内でできる預金制度の財形貯蓄など、預貯金を含めて貯めている金融資産全てを指す言葉です。
「貯蓄」「貯金」「預金」の違いについて
貯蓄は全ての金融資産を指しますので「貯金」と「預金」はこの貯蓄の中に含まれるものになります。
貯金とは
貯金とは字のごとくお金を貯めることですが、主にゆうちょ銀行、農業協同組合のJAバンク、漁業共同組合のJFマリンバンクにお金を預けることを指します。その他にもお金を貯めること自体を指す言葉でもあるので、家でちょっと貯めている貯金箱やタンス預金しているお金を貯金と呼ぶこともあります。
預金とは
預金とはお金を預けることですが、主に都市銀行や地方銀行にお金を預けることを指します。都市銀行・地方銀行以外にもネット銀行、信用金庫や信用組合、労働金庫に預けたお金も預金と呼ばれます。預金にはいつでも引き出すことのできる普通預金や一定の期間を決めて預ける定期預金などがあります。
貯蓄と貯金・預金の違い
貯蓄としてみなさんが行っているのは、ゆうちょ銀行や都市銀行・地方銀行などにお金を貯める貯金や預金なのではないでしょうか。確かにお金を貯めておく貯金や預金も大切なことの1つですが、お金を増やすことを目的としている場合、銀行等の預金・貯金金利をみるととなかなか増やすことが難しいのが現状です。
あなたの貯蓄のタイプは?
あなたにピッタリの貯蓄とはどういうものがあるでしょう?
コツコツ地味に貯蓄タイプ
ライフスタイルに合った銀行を選んで、上手に貯蓄をするタイプ。
曜日や時間にかかわらず利用できて、手数料がおトクなネット銀行がオススメ!
将来のために自己投資タイプ
『知識の投資』がオススメ。
スクールに通い、資格取得にチャレンジしてみましょう。
FPや簿記、初級シスアドなど様々な資格があります。
プロにお任せ、投資信託タイプ
投資信託とは、多くの人から集めたお金を投資信託会社が運用し、利益を出資者に還元することです。
プロが運用するためリスクは低めです。
自分で運用、株式投資タイプ
数ある金融商品のなかでもリスクが高いものなので、勉強は必須になります。
・好きな企業を応援する
・株主優待
・配当で儲ける
・安く買って、高く売る
という4つの目的があります。
まとめ
預貯金は確かに大切ですし、株式や投資信託などと比べるとリスクも少ないです。しかし、将来、お金の価値が下がり、今まで買えていた物の金額が上がる「インフレ」が起き、預貯金の価値が下がることや偶発的な出来事(事故や病気)によって手持ちの預貯金では賄えない出費が増えることもありえます。
こうした不測の事態に備え、ただ蓄えるだけでなく、少しお金に運動してもらい、体力を付けておくことが大切になってきます。
ただし、すべてを株式や投資信託、保険商品にしてしまうのは危険です。やはり運用にはリスクがつきもので、100%安全という保証はありません。そこで、今までやっていた貯金や預金を続けながら、一定の割合を他の金融商品に分散させる方法を行いましょう。
どのくらいの割合で他の金融商品にするのかは、収入、年齢、家族構成などによって変わります。
例えば、仕事があって収入が安定している若い時期では、半分半分。退職し収入が減る老後を考える時期であれば、預貯金を多めにする。他にも、家のローンや子供の教育費などで出費がかさむ時期は、リスクを抑え預貯金を多めに。などなど、自分に合った方法をしっかり押さえて置くことが大切です。