僕の失恋日記

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失恋後の気持ちの変化や自分磨きについて綴っています。

理学療法士

失恋153日目

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理学療法士とは

理学療法士は、「理学療法士及び作業療法士法」にもとづく国家資格です。理学療法士はPT(Physical Therapist)と呼ばれることもあります。

理学療法とは、同法第2条1項において『身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えること。』とされており、理学療法士は、同法第2条3項において『厚生労働大臣の免許を受けて、理学療法士の名称を用いて、医師の指示の下に、理学療法を行なうことを業とする者』と位置づけられています。

 

理学療法士の仕事

理学療法士として働く現場には、病院やリハビリテーション施設、社会福祉施設等があります。

理学療法士は、医師の指示のもと、身体に障害のある方がたに運動療法や物理療法を行なうことによって、日常生活を送るうえでの基本的動作の改善を図る治療科学を行っています。

近年では、治療後に何らかの障害が残ったときの基本的動作や日常生活活動を改善するための指導、福祉用具の選定や住宅改修などの環境調整、生活習慣病等の予防も理学療法の対象とされるなど、活躍の場を広げています。

 

理学療法士の資格取得方法

下記①~③のいずれかの要件を満たし、理学療法士国家試験に合格し、理学療法士として登録することにより、理学療法士と名乗ることができます。

①  指定の大学・短大(4・3年制)・養成所(3・4年制)で履修

②  作業療法士有資格者の場合、養成施設(2年以上)で履修

③  特別支援学校(視覚障害者が対象)

外国の理学療法に関する学校若しくは養成施設を卒業し、又は外国で理学療法士の免許に相当する免許を得た者で、厚生労働大臣が認めたもの

令和3年3月末現在の理学療法士国家試験合格者数は、192,327人となっています。

理学療法士国家試験は年1回実施されており、試験地を管轄する地方厚生局又は地方厚生支局が試験の手続き及び実施を行っています。

 

准看護師とは

失恋152日目

 

一般的に「看護師」と呼ばれているのは“正看護師”の免許を持っている人のことです。
看護師には“准看護師”という職業もあり、2つには細かな点で違いが見られます。
そこで今回は、看護師と准看護師の違いについて解説します。

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看護師と准看護師の定義の違い

看護師と准看護師は、一見すると何も違いがないように思えます。
しかし「保健師助産師看護師法」には看護師と准看護師の定義が書かれており、それぞれの違いが明確になっています。
以下が看護師と准看護師の定義です。

 

看護師の定義

この法律において「看護師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう。

 

准看護師の定義

この法律において「准看護師」とは、都道府県知事の免許を受けて、医師、歯科医師又は看護師の指示を受けて、前条に規定することを行うことを業とする者をいう。

 

ポイントとなるのは2つで、まず免許の出どころが異なります。
看護師は厚生労働大臣から免許を受けますが、准看護師都道府県知事の免許を受けます。
もう1つの違いは、療養上の世話又は診療の補助に対する定められ方です。
准看護師は、それらの行為を患者に行う際、医師・歯科医師・看護師の指示を受けなければなりません。
以上が看護師と准看護師の違いです。

 

 

准看護師ができること・できないこと

看護師と准看護師の定義に違いがあることはわかりました。
では業務において、看護師と准看護師の業務に差はあるのでしょうか。

 

業務内容・範囲は看護師と変わらない

結論から述べると、看護師と准看護師の業務範囲はほぼ変わりません。
したがって、看護師が毎日行う以下の業務は、准看護師でも行えます。

  • 血圧、脈拍、体温の測定
  • 点滴の作成、投与
  • 採血、点滴路の確保
  • 食事介助
  • 排泄介助
  • 入浴介助
  • シーツ交換
  • 配薬、セット
  • 手術、処置の補助
  • 体位変換
  • 夜勤巡回、夜間患者対応
  • カンファレンス参加
  • 患者さんの送迎
  • カルテ入力業務

そのため、准看護師も看護師と同様の知識や技術を身に付ける必要があります。

 

自分で判断して看護業務を行うことはできない

准看護師の業務内容は看護師と変わりませんが、自身で判断して看護業務を遂行することはできません。
保健師助産師看護師法の定義にもあるように、准看護師が業務を行えるのは医師・歯科医師・看護医の指示を受けてからです。
例えば、患者さんから入浴介助や清拭介助を頼まれたとします。
看護師は、そのまま介助の準備をして業務に移れますが、准看護師はその日の受け持ち看護師もしくはリーダー看護師にその旨を伝え、指示を仰ぐ必要があるのです。
もちろん、他の業務に関してもすべて看護師の指示を受けてからなので、結果として業務のスピードや効率は看護師よりも劣る傾向にあります。

 

他の看護師への指示も不可

准看護師は、看護師に指示を出すことはできません。
たとえ年齢の離れた後輩であってもそれは同じです。
なぜなら、保健師助産師看護師法にもあるように、看護師は准看護師に指示を出す側だからです。
ただ、准看護師が指示を出した方が良いと考えられるケースもあります。
それは新人の看護師が受け持っている患者さんの緊急対応に立ち合った場合です。
このケースでは、准看護師の方が知識も経験も上であるため、他の看護師が来るまでは准看護師の指示に新人看護師が従うという流れが妥当です。
しかし法律で定められている以上、それに背くことは許されません。
こうしたケースで悩みを抱える准看護師は少なくないのです。

 

管理職への昇進もできない

准看護師は、看護師のように管理職への昇進もできないと考えられています。
そのため、准看護師として働き続ける以上は、現場が主な仕事場となるのです。
ただ年齢を重ねていくと、現場の仕事が辛くなる准看護師も少なくありません。

 

看護計画の立案はできない

准看護師が、看護業務の中でできないことは「看護計画の立案」です。
看護計画とは、患者さんの入院から退院までどのように過ごすのか、退院までどのような目標を掲げるかを明確にしたもので、患者さん一人ひとりに立てられています。
そのため看護師は、看護学校や大学に通う段階で、看護計画立案のイロハを学びます。
しかし、准看護師養成学校の授業内容には看護計画立案の教育やアセスメント能力に関する教育が含まれていません。
こうした理由により、准看護師は看護計画の立案はできないのです。

 

 

まとめ

上述したように、准看護師の業務内容は看護師とほぼ変わりません。
しかし法律によって違いが明記されているため、准看護師は看護師と同じような道を歩むことはできません。
これから准看護師を目指す人は、この記事で違いをしっかり理解しておきましょう。

 

看護師とは

失恋151日目

 

「看護師としての在り方とは」や「看護師とは何か」などと単刀直入にきかれても、すぐには答えられない人がほとんどでしょう。
あるいは逆に「看護とは何をすることか」と尋ねられれば、「毎日仕事でやっていることなので、回答するまでもない」と思うかもしれません。
今回は、「看護」という言葉の意味合いをあらためて考えつつ、看護師の仕事にはどのようなものがあるかを再確認し、医療において看護師が果たす多様な役割についてご紹介します。
今後は医療のスタイルも変化・多様化が予測される中、看護師という仕事の重要性を再考してみましょう。

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「看護」という言葉の意味は?

看護とは「人を看る」ことであると、ナースさんとして仕事をしているすべての方なら日ごろから自然と意識しているはずです。
しかし「看護とはこのようなもの」と説明するのは難しいと感じるかも。
国際看護師協会(ICN)が定義し、日本看護協会が訳した「看護の定義」は、以下のようになっています。

「看護とは、あらゆる場であらゆる年代の個人および家族、集団、コミュニティを対象に、対象がどのような健康状態であっても、独自にまたは他と協働して行われるケアの総体である。看護には、健康増進および疾病予防、病気や障害を有する人々あるいは死に臨む人々のケアが含まれる。
また、アドボカシーや環境安全の促進、研究、教育、健康政策策定への参画、患者・保健医療システムのマネージメントへの参与も、看護が果たすべき重要な役割である。(2002年:日本看護協会による訳)」

上記をさらに分かりやすく説明すると、
人々の「健康で幸福に生活したい」という意思に応えるべく、誰もが健全に生活ができるよう力添えをしたり、心のケアをしたりすることが「看護」であるといえます。

 

 

看護師の仕事にはどのようなものがあるか

ここでは、看護師の具体的な仕事内容をいくつかに分けてくわしくご紹介します。

 

1.診察、診療の補助

医師が行う診療や診察にともなうさまざまな医療行為を、医師の指示に基づいて医師をサポートする形で行います。

 

2.病気・けがをした人や妊婦さんの介助・世話・観察

病気やけが、妊娠により日常生活に支障をきたしている人の苦痛を和らげながら、療養中のお世話を行います。
その中で、日々の患者さんの体調や状態を把握しながら、変化や異常の発生がないか観察をします。

 

3.患者さんやそのご家族の心理的なケア

病気やけがなどで不安になっている患者さんやそのご家族に対し、もっとも身近な立場からの心のケアを行います。
病気やけがによる苦痛を取り除くだけでなく、ご本人やご家族の心の不調を予防し「病気やけがから回復したい」という気持ちを後押しするのも、看護師の大切な仕事です。

看護師の仕事は、患者さんと医師の間に立つ「仲介人」や「中継者」の役目を果たしている存在であるともいえます。


いかなる場合でも、医療の現場において「患者さんにもっとも近い立場で接する存在」が、看護師なのです。

 

 

看護師の重要性や務める役割とは?

ここでは、看護師の仕事が医療においてどのような重要性を持ち、どのような役割を与えられているのかについてご紹介します。

 

1.看護師の4つの役割

ICN(国際看護師協会)が定義する「看護師の倫理綱領」を、「日本看護協会」によって日本語訳した2012年の資料によると、看護師の役割は以下の4つとなります。

・健康を増進する
・疾病を予防する
・健康を回復する
・苦痛を緩和する

また上記の4つの役割は、どのような人に対しても平等且つ普遍的に果たされるものとされています。

 

2.看護師の重要性

看護師の医療における重要性は、「患者さんの様子や状態をいつも把握し、異変を察知できるようにしておく」ことにあります。
先にも述べていますが、看護師は療養中の患者さんにとってもっとも身近な距離にいる存在です。
医師の補助的な医療行為や患者さんの介助・お世話はもちろんですが、こと看護師に求められる重要な役目といえば「患者さんとの意思疎通」や「患者さんの状態の観察」です。
患者さんの常日頃の状態をつぶさに知っていなければ、異変が発生したことに気づくのも難しくなるでしょう。
患者さんと日々コミュニケーションを図り、把握できている「いつもの状態」から変化がないかを観察することは、つねに患者さんと接する看護師にしかできないことです。
患者さんの近くでその異変にいち早く気づき、都度適切な対処をすみやかに行える状況をつねに整えておくことが、看護師の仕事の中でも特に重要なポイントになるでしょう。

 

 

まとめ

今回は、看護という仕事の医療における重要性や、看護師が持つ役割についてご紹介しました。
「看護=患者さんを看ること」ではありますが、その本来の意味合いは「療養中の患者さんのいつもの状態を把握しつつ、変化や変調がないかいち早く気づくこと」だと分かりますね。
看護師として知識を身につけ、技術を磨くことに目下頑張っているというナースさんも多いでしょう。
しかし、それらも最終的には「患者さんのためにできることを増やす」ことにつながりますね。

今回ご紹介した看護師としての役割を全うし、責任を果たすことは大切です。
しかしそれに加えて、ご自身なりの「理想の看護師」像を思い描き、それに近づくべく日々の仕事にあたることができればより良いでしょう。