僕の失恋日記

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失恋後の気持ちの変化や自分磨きについて綴っています。

派遣とは③

失恋121日目

 

派遣社員と似ている「アルバイト・契約社員・請負・出向」の違いを紹介します。

これらは派遣社員と似ていますが「異なる働き方」なので、違いを知っておくと仕事を選ぶ際に役立ちます。

それぞれ見ていきましょう。

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派遣社員と「アルバイト・契約社員・請負・出向」の違い

派遣社員とアルバイト(パートタイム)の違い

派遣社員とアルバイト(パートタイム)の大きな違いは、雇用主と勤務先の違いです。
(これは契約社員も同じです)

派遣社員の場合、派遣会社が雇用主で、派遣先企業が勤務先です。
派遣先企業から仕事の指示を受けて働き、派遣会社から給料が支払われます。

一方、アルバイトの場合は雇用主と勤務先が同じです。
勤務先企業から仕事の指示を受けて働き、その会社から給与が支払われます。

その他、アルバイトは派遣社員に比べて比較的簡単な仕事が多いことや、自宅近くの仕事が多くあることなどがあります。

※アルバイトとパートの違い
アルバイトとパートは法律上の違いはなく、どちらも勤務先の正社員よりも短時間で働く「パートタイム労働者」のことを指します。

 

派遣社員契約社員の違い

派遣社員契約社員の大きな違いは、雇用主と勤務先の違いです。
(これはアルバイトも同じです)

派遣社員は、派遣会社が雇用主、派遣先企業が勤務先です。
派遣先企業から仕事の指示を受けて働き、派遣会社から給料が支払われます。

一方、契約社員は雇用主と勤務先が同じです。
勤務先企業から仕事の指示を受けて働き、その会社から給与が支払われます。

その他の違いとして、契約社員の方が派遣社員よりも契約期間が長いケースが多いこと、会社経営やマネジメントなどの責任や規模の大きい仕事に就きやすいことなどがあります。

 

派遣と出向の違い

派遣と出向の違いは、労働契約を結ぶ会社の違いになります。

出向は、勤めている会社の社員のまま、子会社や関連会社などで勤務する働き方です。

派遣の場合は派遣会社と雇用契約を結びますが、出向は出向元と出向先の2社と労働契約を結びます。
また、出向の場合、労働条件は出向元、または、出向先のいずれかの労働条件が適用されます。

仕事の指示は、派遣の場合は派遣先企業、出向の場合は出向先企業から受けて働きます。
派遣も出向も勤務先から仕事の指示を受けて働く点は同じです。

雇用期間については、派遣では1回の契約が1ヶ月から長くて半年程度、出向の場合は1年以上の長期になることが多いです。

※出向には在籍出向と転籍出向があります

上記説明のように、出向元の会社に籍を残した状態で出向先で働くことを「在籍出向」といいます。

また、出向には「転籍出向」というものもあり、転籍出向の場合は勤めている会社を一度退職して、出向先に勤めることになります。
転籍出向は実質的に転職と同じです。

 

派遣と請負の違い

請負は請負会社が「成果物の完成」を約束する契約です。

派遣と請負の違いは、派遣は依頼された業務の範囲で「労働力を提供すること」であるのに対して、請負は「成果物の完成までが義務」となります。

仕事の指揮命令については、派遣は派遣先から仕事の指示を受けて働くのに対して、請負は請負会社から仕事の指示を受けて働きます。